生活保護を申請したいとき:東京の生活保護の申請窓口

『路上脱出ガイド』東京23区編より

「仕事が見つからない」「お金も尽きた」「家も出なければならなくなった」「友人や家族には頼れない」…などの事情が重なって自力で生活を続けていくことがどうしてもできなくなった時に、最低限度の生活を保障するために利用できる公的な制度です。

住所がなくても、どこに住んでいても申請できます。(路上生活をしている、ネットカフェやサウナにいる、友人・知人の家にいる、住民票のあるところではない場所で野宿をしている、など)
生活保護を利用するには、必要とされる条件がありますので、まずは自分が申請できるかどうか以下の項目をチェックしてみましょう。

  • 何かしらの事情があって、十分な生活費を稼げるような仕事に就けない。
    (ある期間続けて就職活動をがんばってもまったく仕事につけない場合も含まれます。その場合は、就職活動の記録を必ず文字で残しておきましょう)
  • 売って生活費にできる財産・資産(車・土地家屋・生命保険・預金など)がない。(資産があっても活用できない場合は可)
  • 家族・親族に援助を頼めない。
  • 年金など他に活用できる手当てがない、あるいは額が少ない。

これらの条件を満たす場合で、希望する場合は生活保護の申請をしてみてください。最寄の区役所の福祉事務所で、相談できます。
相談しても申請書を受け取れない場合は、自分で紙に申請する旨を書いて提出してみましょう。申請するのに必要な項目は、以下のとおりです。

◆その日の日付 ◆名前 ◆生年月日
◆理由(例:生活に困っている など)

生活保護申請書フォーマットの例(wordファイル、58Kb)

生活保護を利用してアパートに入った方の体験談

北関東の製造業の工場で働いていましたが、派遣切りにあい、社宅を追い出されました。東京に出て、ネットカフェに泊まり、次の仕事を探していましたが、所持金が尽きてしまい、最寄りのB区の福祉事務所に相談に行きました。
その日はたまたま緊急一時保護センターの抽選をやっていたのですが、倍率が4倍くらいあり、私は抽選に漏れてしまいました。職員の人に「どこか他に宿泊できるところはありませんか」と相談しましたが、全く相手をしてもらえませんでした。
その日は雨が降っていて、夕方から雪になるという予報だったため、困り果てて、支援団体の事務所に相談に行きました。そこで初めて、生活保護は年齢に関係なく受けられること、申請書を出せば役所は受け取りを拒否できないことを知りました。
支援団体の人に申請のやり方だけ教えてもらい、申請書を先に書いてから、午後にもう一度自分でB区の役所に相談に行きました。担当の人は嫌そうな顔をしましたが、今度はちゃんと申請を受け付けてくれて、当面の間、ドヤに泊まることになりました。
同時にアパートの一時金(敷金などの初期費用)の申請もしたところ、すぐに認められてB区内のアパートに入ることができました。これからはこのアパートの住所を使って、安定した正社員の仕事を見つけたいと思っています。

東京で路上に出てしまったとき...

東京で路上から抜け出したいとき...

東京で路上に出ないために...

『路上脱出ガイド~住まいがなくて困っているあなたへ~』東京23区編
(2015年8月31日改訂5版)


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