ギャンブル依存症問題

ホームレス状態にいたるきっかけのひとつであり、そこからの脱出を阻む足かせでもあるギャンブル依存症の問題。ビッグイシュー基金ではこの問題に取り組む研究会を設け、これまでに2種類の報告書を発行しました。

『ギャンブル依存症からの生還―回復者12人の記録』(2016年8月15日発行)

2016年3月より精神科医や依存症回復施設の代表者など専門家の方々をメンバーに迎えて3回にわたる「ギャンブル依存症問題研究会」を開きました。

ギャンブル依存症の実態を明らかにし、社会に広く知ってもらうため、依存症からの回復者の方々に協力を得て、ヒアリング調査を行いました。その内容を2016年8月15日に報告書『ギャンブル依存症からの生還―回復者12人の記録』(A4版/88p)にまとめることができました。

報告書は当事者12人の方々の回復の道筋の物語と、研究会メンバーがギャンブル依存症問題の今とこれからを議論する「座談会」、の2部構成になっています。当事者の方や家族、支援者が実際に活用できる自助グループ292団体をはじめ、計365の相談先一覧も収録されています。
※こちらの冊子はPDFでの公開はしておりません。

 

『疑似カジノ化している日本―ギャンブル依存症はどういうかたちの社会問題か?』(2015年10月15日)

ある調査によれば、日本のギャンブル依存症者は536万人、その有病率は男性9.06%、女性1.6%とされています。米欧の0.2~5.3%と比べ、突出して高い数字です。背景には日常に深く浸透しているパチンコの存在があり、人口の28人に一台、世界のギャンブル機の6割が日本に設置されていると言われています。

ホームレス状態の人の中にはギャンブル依存症と見られる人が多く、彼らの自立を支援する上でもこの問題は大きな障害となっています。

ビッグイシュー基金は、ギャンブル依存症問題を放置しえないと判断し、その第一歩として、全体像をまとめました。ギャンブル依存症を誘発する構造を描き出した初めての調査です。

『疑似カジノ化している日本』印刷用PDF (PDF: 1,042KB)

※「ビッグイシュー・オンライン」からは報告書の一部をお読みいただけます。
「人とギャンブル」/帚木蓬生」

上記資料を議論の素材としてご活用いただければ幸いです

上記資料は個人の方や、各地で課題に取り組む団体の勉強会・シンポジウムの際の配布資料としてご活用ください。

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