ダイバーシティカップ

ビッグイシュー基金では、ホームレス当事者・経験者によるサッカーチーム“野武士ジャパン”の活動を応援しています。ホームレス状態の人だけが参加できるサッカーの国際大会「ホームレス・ワールドカップ」に過去3度出場するなど、サッカーを通じて、選手たちの自立へのステップを応援してきました。

2015年からは、ホームレスの人にとどまらず、うつ病、LGBT、若年無業者、不登校やひきこもりの経験者、依存症の当事者など、様々な社会的背景、困難を持つ人が集い、交流するフットサル大会「ダイバーシティカップ 」の取り組みを始めています。東京、大阪で行われた大会には、延べ1,000人以上が参加し、多様な生き方・価値観に出会う場となっています。

(第2回ダイバーシティカップの様子 写真:横関一浩)

2017年には、この取り組みを全国に広げていくため「ダイバーシティサッカー協会 」を設立。勝ち負け第一の競技性スポーツではなく、社会から排除されがちな人が繋がり、互いの違いを尊重できるような社会性スポーツを広げていくことを目的に活動しています。

詳しい活動はダイバーシティサッカー協会のホームページをご覧ください。

『2018年度ダイバーシティサッカー活動報告書』(2019年3月15日発行)

2018年度のダイバーシティサッカー事業の活動をまとめた報告書です。ホームレスやひきこもりなどの経験のある参加者の物語の他、関西初の「ダイバーシティカップin関西」や大会運営などのノウハウを共有する「支援者講習会」の開催などを報告しています。

『2018年度ダイバーシティサッカー活動報告書』印刷用PDF (PDF: 6,723KB)

※本ガイドブックは、平成30年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業で作成しました。

『社会(スポーツ)をあそぶガイドブック−サッカーが作る居心地の良い社会−』(2018年3月30日発行)

ホームレス当事者だけでなく、多様な社会的不利・困難を抱える若者をスポーツで応援する実践を紹介したガイドブックです。ホームレスやギャンブル依存症、うつ病や双極性障がいなど様々な当事者に対して、スポーツがどのような役割を果たすのか13団体の事例を紹介しています。
一橋大学教授の鈴木直文さんと、社会起業家の育成・排出に取り組んできた井上英之さんによる対談も掲載。

『社会(スポーツ)をあそぶガイドブック』印刷用PDF (PDF: 8,510KB)

※本ガイドブックは、平成29年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業で作成しました。

『2017年度ダイバーシティサッカー活動報告書』(2018年3月15日発行)

2017年度のダイバーシティサッカー事業の活動をまとめた報告書です。ホームレスやひきこもり、うつ病の当事者など、1年間で780人を超える当事者が参加したプログラムや、参加者の声を紹介しています。「ホームレス」や「ひきこもり」といったラベルを外した、一人ひとりの参加者の顔が見える冊子になっています。

『2017年度ダイバーシティサッカー活動報告書』印刷用PDF (PDF:5,307KB)

※本報告書は、平成29年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業で作成しました。

『第2回ダイバーシティカップ報告書−1つのボールが人生を変える−』(2016年11月1日発行)

2016年7月30日に開催した「第2回ダイバーシティカップ」の報告書です。第1回大会にも参加したホームレス当事者や養護施設出身の若者に加え、シリア難民の人やギャンブル依存症回復施設に通う人など、多様な背景をもつ当事者の参加が広がり、15チーム、207人が交流する大会となりました。「野武士ジャパン」コーチの蛭間芳樹さんによる寄稿も掲載。

『第2回ダイバーシティカップ報告書』印刷用PDF (PDF: 6,167KB)

『ダイバーシティカップ報告書−ボールがつなぐ社会と人間の多様性−』(2015年8月31日発行)

2015年7月4日に初めて開催した「ダイバーシティカップ」の報告書です。ホームレスの当事者・経験者に加え、うつ病、LGBT、若年無業者、被災地の若者、養護施設出身の若者など様々な背景をもつ10チームが参加し、フットサルを通じて互いの経験や多様性を知る国内初の試みでした。作家・星野智幸さんによる寄稿も掲載。

『ダイバーシティカップ報告書』印刷用PDF (PDF: 2,508KB)

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※ビッグイシュー基金の活動は、寄付参加、ボランティア活動など、市民のみなさまのご参加・ご協力で成り立っております。私たちと一緒に様々な人達の自立を応援してくださいませんか?

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