基金がこれまで「若者ホームレス」問題への取組みを通じて見えてきたのは、社会的不利・困難を抱える若者のための「出口≒仕事」の極端な不足でした。
基金では出口づくりの新たなヒントになり、新しいアイデアで社会問題の解決に挑戦すると同時に、そこを新たな仕事・雇用の場にもする「シビックエコノミー」の試みに注目し、調査を続けています。
基金共同代表の枝元なほみを中心に(有)ビッグイシュー日本が2020年10月に開始したフードロスの削減と、新しい仕事づくりを目指す「夜のパン屋さん」事業。2024年1月からビッグイシュー基金が事業継承し、ホームレス状態の人や社会的困難を抱えた若者の新しい仕事づくりの第一歩として活動を展開しています。
市民が働く場所をつくる 報告書『シビックエコノミーの可能性』(2016年12月1日発行)
2016年8月、広く市民の出資などを得て成立し事業を進めている活動・事業団体に呼びかけ、「シビックエコノミー推進会議」を実施。
参加団体は、株式会社コミュニティタクシー、ケアプロ株式会社、NPO法人マドレボニータ、ゴジカラ村(社会福祉法人愛知たいようの杜)、六丁目農園(株式会社アップルファーム)、シアターキノの6つ。
会議では、活動・事業における課題やシビックエコノミーの可能性について議論しました。この会議の内容を報告書『シビックエコノミーの可能性」(A4版32ページ)にまとめました。
各団体のみなさんがどのような志をもって活動・事業を進めているのか、今の社会においてシビックエコノミーがどんな価値を持つのかなど、32ページの報告書の中に「これからの働き方」のヒントが凝縮されています。
※PDFでの提供はありません。
上記資料を議論の素材としてご活用いただければ幸いです
上記資料は個人の方や、各地で課題に取り組む団体の勉強会・シンポジウムの際の配布資料としてご活用ください。
ご希望の方には無料で必要冊数をお送りいたします。
お名前・ご住所・冊数など、必要事項をフォームにご入力のうえご請求ください。
※着払い送料(ゆうメール等)のみご負担をお願いいたします。
※ビッグイシュー基金の活動は、寄付参加、ボランティア活動など、市民のみなさまのご参加・ご協力で成り立っております。私たちと一緒に様々な人達の自立を応援してくださいませんか?