ビッグイシュー日本が長年ホームレス問題に取り組む中で、社会的不利・困難を抱える人には「出口≒仕事」が極端に不足しているということが見えてきました。そこで、社会問題の解決に挑戦すると同時に、そこを新たな仕事・雇用の場にもする「シビックエコノミー」に挑戦しています。
『ビッグイシュー日本版』の発行と販売で“すぐにできる仕事”をつくる
ホームレス状態にある人々や生活困窮者が雑誌を仕入れて路上で販売し、その売上のおよそ半分を自身の収入とする仕組みです。雑誌を販売することで、売値の約半分が販売者の収入になります。
また、路上販売のほか、『ビッグイシュー日本版』を定期購読してくださっている方への発送業務も月2回行っています。(大阪)
2003年の創刊から登録者数は2070人、16億2371万円の収入を提供してきました。(2024年5月)
『ビッグイシュー日本版』
https://www.bigissue.jp/
『夜のパン屋さん』でのフードロス削減と小商いの創出
「夜のパン屋さん」はフードロスの削減と、新しい仕事づくりを目指して2020年10月に東京で開始した事業です。街のパン屋さんが心を込めて焼いたパンが売れ残りそうな時にお預かりして、夜に代理販売をしています。パン屋さんにとってはロスを減らし、小さな収入となり、大事なパンが最後まで誰かのお腹と心を満たす喜びに繋がります。また、いろんな人が混ざってつながるイベント「夜パンカフェ」も開催しています。
「夜のパン屋さん」:https://yorupan.jp/
参考記事:「夜のパン屋さんのはじめかた」
『希望をつむぐ本屋さん』で拡がる、本と人の輪
シェア本屋とは、棚の一画を借りた「棚主」が小さな本屋の店主になり、自分が売りたい本を選書・値付けを行う仕組みの書店です。ビッグイシューでは大阪・千林商店街にシェア本屋を構え、棚の管理や接客、掃除などの仕事をビッグイシュー販売者が担っています。全国的に書店が減少しているなか、本を通して人の交流が生まれ、一方で販売者には酷暑など路上の環境が厳しいなか、安心して働ける場になっています。
希望をつむぐ本屋さん
https://www.instagram.com/thousand_bi_books/。
市民が働く場所をつくる 報告書『シビックエコノミーの可能性』(2016年12月1日発行)
2016年8月、広く市民の出資などを得て成立し事業を進めている活動・事業団体に呼びかけ、「シビックエコノミー推進会議」を実施。
参加団体は、株式会社コミュニティタクシー、ケアプロ株式会社、NPO法人マドレボニータ、ゴジカラ村(社会福祉法人愛知たいようの杜)、六丁目農園(株式会社アップルファーム)、シアターキノの6つ。
会議では、活動・事業における課題やシビックエコノミーの可能性について議論しました。この会議の内容を報告書『シビックエコノミーの可能性」(A4版32ページ)にまとめました。
各団体のみなさんがどのような志をもって活動・事業を進めているのか、今の社会においてシビックエコノミーがどんな価値を持つのかなど、32ページの報告書の中に「これからの働き方」のヒントが凝縮されています。
※PDFでの提供はありません。
上記資料を議論の素材としてご活用いただければ幸いです
上記資料は個人の方や、各地で課題に取り組む団体の勉強会・シンポジウムの際の配布資料としてご活用ください。
ご希望の方には無料で必要冊数をお送りいたします。
お名前・ご住所・冊数など、必要事項をフォームにご入力のうえご請求ください。
※着払い送料(ゆうメール等)のみご負担をお願いいたします。
※ビッグイシュー日本の活動は、寄付参加、ボランティア活動など、市民のみなさまのご参加・ご協力で成り立っております。私たちと一緒に様々な人達の自立を応援してくださいませんか?





