2013年11月1日 - 活動の近況
ビッグイシュー基金では、住宅政策の再構築が日本の貧困問題解決の切り札と考え、前期より検討・提案のための委員会を開いて議論を重ね、「住宅政策提案書」をまとめました。
以下がその目次です。
「住宅政策提案書」目次(全24p.)
1章‐不安定居住の変遷と広がり―野宿から脱法ハウスへ
2章‐住宅事情の変化をどう読むか―増え続ける住宅ローンや家賃の負担
3章‐ハウジング・リスクをもつ人びと―
単身者、母子世帯、不安定就労層、障害者、低所得高齢者など
4章‐住宅セーフティネットを検証する―ほぼ皆無の家賃補助と減る公営住宅
5章‐住宅政策の再構築に向けての課題―
投資としての公的住宅の拡充と居住政策へ
(制作 住宅政策提案・検討委員会/認定NPO法人ビッグイシュー基金)
ご希望の方には無料で必要数をお送りいたします。(ただし、送料のご負担をお願い致します)ご希望、お問い合わせは下記基金代表メールinfo@bigissue.or.jp か、FAX(06-6457-1358)までご連絡ください。(担当:高野)
誰にとってもひとごとではないにも関わらず、これまで「個人の甲斐性の問題」としてオープンに語られることの少なかった「住宅の問題」。この提案書をもとに、様々な場所で勉強会や、話し合いの場が持たれ、まずはその問題が語られる機会が増えることを切に願っております。
基金ではそれに伴い、12月15日に平山洋介委員長をはじめ、各委員とともに「市民が考える住宅政策」と題した発表シンポジウムを行います。各委員からの提案に加え、ゲストインタビュアーに料理研究家の枝元なほみさんをお迎えし、会場とのトークセッションも予定しております。ふるってご参加ください。
イベントの詳細、お申込み→「住宅政策提案書」発表シンポジウムのご案内