2016年8月13日 - 活動の近況
8月13日、東京でボランティアの医師や看護師、歯科医など13人の医療関係者の参加を得て、健康相談会を開きました。当日はビッグイシュー販売者を含むホームレス当事者の方16人が参加。年に1度のこの相談会は、日頃医療にアクセスする機会の少ない当事者の方にとって、体調の不安などをじっくり相談できる機会となっています。今年も社会福祉士や鍼灸師の方のご参加があり、公的な制度を活用する上での疑問を聞く人、腰痛の予防法を聞く人など、医療にとどまらない多面的な生活相談ができる会となりました。
このほか大阪では、内科医、歯科医、看護師、社会福祉士などのプロボランティアの方々の参加を得て、月例健康相談会を開催。この場を通じて各種医療制度につながる人も、少なくありません。
ホームレス状態の方々の健康上のリスクを軽減し、必要な方には適切な医療につなぐことができるよう、今後も医療関係者や他NPOとの連携を図っていきます。