2024年9月30日 - 活動の近況
基金では大阪・兵庫でステップハウスを10室運営しています。
ステップハウスはホームレス状態の人が一定期間低廉な家賃で利用できるアパートで、期間中に基金が身分証の取得や携帯電話の購入などをサポートします。
大阪では民間の協力的な家主さんからアパート2室を、兵庫では尼崎市と連携して市営住宅の空き室8室を借り受けて運用。
大阪では周辺の草引きや清掃を入居者が担い、兵庫では入居者が餅つきなどの自治会活動に積極的に参加します。
現在は雑誌販売の仕事をする人や、自国の紛争から日本へ逃れてきた人などが利用。2024年7月には全10室が満室となりました。
ここから新たな仕事に就き、引っ越し先を探すAさんは「今後はずっと目標だった海外旅行に向けて、まずパスポート取得を目指したい」と話します。