2024年6月14日 - 活動の近況
基金の活動は、多くの市民の参加に支えられています。
東京事務所では24年2月から、毎月3名のボランティア参加者と「夜回り」をしています。路上で生活する人に寄付品の食料や『路上脱出・生活SOSガイド』などを手渡しながら声をかけて回っています。
大阪事務所では学生インターン2人を、(有)ビッグイシュー日本と連携して受け入れています。雑誌販売の仕事のサポートや、シェルター・ステップハウスの運営、当事者や一般向けイベントの企画・開催などで大活躍。登録から半年を振り返り、「当事者とかかわりながら、イベントなどを企画できるのは得難い経験。就職活動中、販売者さんに相談にのってもらったのもうれしかった。働き始めてからも参加したい!」と話しています。
《散髪、医療、パソコンなど 多彩なプロボノの活躍》
東京事務所では4月、プロボノ美容師による無料ヘアカットの場を開き、当事者5人が参加。Tさんは「眉毛も整えてくれたのがよかった」とにっこり。同じく4月に再始動した「パソコンクラブ」のボランティア講師Gさんは「普段は人に教えたりはしていないんですけど、できることでお役に立てれば!」と毎月事務所に来てくださり、電源の入れ方などの超初級編から、事務ソフトの使い方まで、幅広く指導してくださっています。
そのほかにも、針きゅう師、講談師、プロダンサー、医療者など、多彩な専門職の方とともに、活動プログラムをつくっています。
ボランティアにご興味のある方は、月1回開催中の説明会へご参加下さい。次回の説明会は6月26日(水)19:00~20:30にオンラインで開催します。
■詳細・お申込みはこちら
https://bigissue.or.jp/event/849/