2022年1月31日 - みなさまへのお願い
ビッグイシュー基金では、住宅政策の調査・提案の活動を通じて、全国で846万戸(2018年総務省調査)と言われる「空き家」の活用が貧困問題解決のカギになると考えてきました。そしてこれまで、居住支援に取り組む団体との連携や、篤志的な家主の方から提供された空き物件の活用など、住宅困窮者と空き家のマッチングモデルを模索しています。
具体的には、基金で借り受けた空き物件を、ホームレス状態の人が、初期費用や保証人不要で利用できる「ステップハウス」や、天候が悪い時や体調が悪い時など、一時的な避難場所として利用できる「シェルター」として活用しています。
※ステップハウス事業について、詳しくはこちらをご覧ください。
東京ではこの間、一般社団法人つくろい東京ファンドと業務提携した「ふたまるハウス」と、「エマシェルター」を運営しています。そのうちの一つ「ふたまるハウス」が2月末で契約期間満了となり、このたび、新たな物件を探しています。
ふたまるハウスは2020年3月から運用を開始した2Kタイプのマンションの一室で、昨年度は、25人が合計264泊しました。定まった住まいのない人が賃貸住宅に移るまでの一時的な避難場所として利用したり、病気で入院したが、退院後の住まいがない人の療養場所として使うケースもありました。
物件にお心当たりがある方は情報提供にご協力ください。希望する条件としては下記の通りです。
■場所
新宿区・文京区・千代田区(東京メトロ江戸川橋駅 or 東京メトロ神楽坂駅周辺の物件大歓迎! )
■物件
マンション、アパート、戸建て、など (1~4室程度)
■賃料
ご相談させてください。
※これまでは、固定資産税分に相当する金額を賃料としてお支払いする形が主でしたが、個別にご相談させていただければ幸いです。
条件に当てはまらなくても、空室活用をしたいというお知り合いがいるなどお心当たりがありましたらまずはご相談頂ければと思います。
皆様からのご連絡お待ちしております。
■連絡先
ビッグイシュー基金 東京事務所
TEL:03-6380-5088
メール:tokyo@bigissue.or.jp