2021年12月28日 - 活動の近況
例年、年末年始の期間は、日払いの仕事が減少し、公的な窓口も多くは閉まってしまいます。以下に、2021年末~2022年始の期間で、仕事や住まいを失った方が利用できる、行政および民間の取り組みの一部をまとめました。生活にお困りの方は、地域や内容をご確認いただき、各窓口までご相談ください。
東京都内で生活にお困りの方へ
一時宿泊場所の提供など行政による支援
新型コロナウイルス感染症の影響による失業等で住まいを失った方は、一時宿泊としてビジネスホテルに無料で泊まれます。
相談窓口の一つである、TOKYOチャレンジネットは12月29日、30日、1月2日は臨時で開所しています。
年末年始において、住まいを失った方へ一時宿泊場所を提供します (東京都HP)
緊急的な支援を必要とする女性向けの相談窓口が年末年始期間中も開いています。DV被害や住まいなど、相談内容に応じた窓口が、下記HPから参照できます。
年末年始の女性の方への相談体制を確保します (東京都HP)
生活相談や食料支援など、民間による支援
「年越し大人食堂2022(四谷)」
ビッグイシュー基金など都内の困窮者支援団体が協働して、12月30日と1月3日(いずれも12時~17時半)に聖イグナチオ教会(住所:〒102-0083 東京都千代田区麹町6-5-1)で「年越し大人食堂2022」を開きます。生活・医療に関する相談ができます。お弁当や、食料品・衣料品なども受け取れます。
「年越し大人食堂2022」の詳細・お問い合わせ先は、下記リンク先をご覧ください。
【12/30・1/3】「年越し大人食堂2022(四谷)」のご案内(反貧困ネットワークHP)
上記以外の、都内の民間支援の情報については、北畠拓也さんのnote記事もご参照ください。
大阪市内で生活にお困りの方へ
宿泊場所の提供など行政による支援
大阪市では、新型コロナウイルス感染症の影響により生活に困窮し、年末年始に食べるものや寝場所を確保できない方に向け、電話相談窓口が設置されています。詳しくは下記HPをご参照ください。
お知らせ:年末年始の対応について
生活相談や緊急宿泊など民間による支援
「新型コロナ・住まいとくらし緊急サポートプロジェクトOSAKA」
ビッグイシュー基金も参加する「新型コロナ・住まいとくらし緊急サポートプロジェクトOSAKA」で、12月30日〜1月3日(各日10時~15時)に大阪市西成区(住所:東田ろーじ:西成区1-13-14)で、相談窓口を設けます。
年末年始に緊急的に支援が必要な人に、簡易宿泊所などでの一時的な宿泊場所などを提供します。詳細はこちらをご覧ください。
問合せ先:corona.soudan.osaka@gmail.com(プロジェクト代表メール)
相談会の情報及び相談フォーム (プロジェクト公式相談フォーム)
その他の地域での支援情報について
・「NPO法人ホームレス支援全国ネットワーク」が全国の民間支援活動の一覧表を作成しています。お住まいの地域での支援や活動内容など、詳しい情報については、以下のリンク先ページをご覧ください。
年末年始の生活困窮者支援活動全国一覧(2021年-2022年)
寄付で活動を支えたい方へ
ビッグイシュー基金が「大人食堂」で協働する、「反貧困ネットワーク・緊急コロナ災害アクション」では、コロナの影響で仕事や住まいを失った人を、連携団体と協力してサポートしています。
反貧困ネットワークの活動を支えてください
ビッグイシュー基金を含む、大阪市内の23の支援団体が参加する「新型コロナ・住まいとくらし緊急サポートプロジェクトOSAKA」では、住まいを失った方を対象に、合同の相談会の開催や緊急宿泊支援、食糧支援を継続して実施しています。
ALL大阪で取り組む住まいを失った方への支援にご協力お願いします
※ビッグイシュー基金の活動は、寄付参加、ボランティア活動など、市民のみなさまのご参加・ご協力で成り立っております。私たちと一緒に様々な人達の自立を応援してくださいませんか?