2021年7月30日 - 活動の近況
基金では空き室を借り受けて、ホームレス状態の人に短期・中期の一時的な居所として提供しています。大阪の「悟楽堂」5室では、2015年9月~21年6月の期間で、ステップハウスのべ42件、シェルターのべ437件の利用がありました。洗濯・入浴などのリフレッシュ目的や、体調不良時の休息場所、次の仕事や福祉制度につながるまでの居場所として活用しています。家主さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
この中の一室を、ホームレス状態の人が無料で泊まれるシェルターに利用してきましたが、家主さんがかねてよりこの部屋を「子どもを支援する活動に使いたい」と考えておられ、その準備が整ったため、お返ししました。新たに大阪市内でシェルター用の部屋を借り、6月から運用を始めています。