2021年4月30日 - 活動の近況
新型コロナウイルス感染症のパンデミックから1年。2度目のゴールデンウィークを迎えます。例年、この期間は日払いの仕事の減少や、役所の閉庁で困窮する人が増える傾向にあります。
以下に、2021年のゴールデンウィーク期間に相談が出来る、行政や民間の取り組みの一部をまとめました。生活にお困りの方は、地域や内容をご確認いただき、各窓口までご相談ください。
東京で生活にお困りの方へ
生活保護など行政による支援
お住まいの地域、または現在いる場所の福祉事務所にご相談ください。
5月1日~5月5日までは閉庁していますが、豊島区、江戸川区、新宿区などの一部の自治体では、連休期間中も相談窓口を開いています。
東京都内の福祉事務所一覧
※連休中も、FAXや郵送などでの申請書提出により、生活保護申請は可能です。
基金も連携する、一般社団法人つくろい東京ファンドの生活保護申請システム「フミダン」を使えば申請書を簡易に作ることができます。東京23区についてはFAX申請も可能です。
新型コロナウイルス感染症の影響による失業等で住まいを失った方は、一時宿泊としてビジネスホテルに無料で泊まれます。
相談窓口の一つである、「TOKYOチャレンジネット」は5月1日、5月3日は開所しています。
生活相談や食料提供など、民間による支援
ビッグイシュー基金、反貧困ネットワーク、聖イグナチオ教会福祉関連グループ、つくろい東京ファンド、コロナ被害相談村実行委員会など都内の困窮者支援団体が協働して、「ゴールデンウィーク大人食堂」を聖イグナチオ教会で開催します。緊急事態宣言下の連休でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
【ゴールデンウィーク大人食堂 開催概要】
日時:5月3日(月)15 時~18時および5月5 日(水)12 時~18時
場所:聖イグナチオ教会(東京都千代田区麹町六丁目5番地1)
費用:無料・予約不要
できること:生活相談/女性相談/外国人相談(通訳あり)/医療相談(医療者おります。通訳あり)/法律相談/調理されたお弁当のお渡し/その他、食料品や生理用品・子ども用おむつなどのお渡し など
詳細、問い合わせ:「新型コロナ災害緊急アクション」ホームページ
大阪で生活にお困りの方へ
生活保護など行政による支援
大阪市では連休中、生活にお困りの方に向けて、臨時の緊急相談窓口を設けています。下記HPをご参照ください。
大阪市HP:大型連休(ゴールデンウイーク)の対応について
生活相談や緊急宿泊など民間による支援
基金も参加する大阪の支援団体ネットワーク「新型コロナ・住まいとくらし緊急サポートプロジェクトOSAKA」で、5月2日〜5月5日に相談窓口を設けます。一時的な宿泊場所や食糧の提供などを行います。
詳細、問い合わせ:相談会の情報及び相談フォーム
寄付で活動を支えたい方へ
「ゴールデンウイーク大人食堂」の主催団体の一つである「反貧困ネットワーク・緊急コロナ災害アクション」では、コロナの影響で仕事や住まいを失った人を、連携団体と協力してサポートするための「緊急ささえあい基金」への寄付を募っています。詳しくは新型コロナ災害緊急アクションの緊急ささえあい基金のページをご覧ください。
ビッグイシュー基金の活動は、寄付参加、ボランティア活動など、市民のみなさまのご参加・ご協力に支えられています。活動へのご参加を、心よりお待ちしています。