2021年3月31日 - 活動の近況
大阪のステップハウス「悟楽堂」は、家主さんのご厚意により、基金が借りているアパートです。ホームレス状態の人が一時的な住まいとして、半年から1年の間、月額1万5千円(うち1万円は本人積立金)で利用できます。次の住まいや仕事への足掛かりに、開設から5年間で27人が活用しました。
コロナ禍中の第11期(20年8月~21年2月)には、期間満了の2人が雑誌販売の仕事場に近い家賃2~3万円台のアパートに入居しました。引っ越しの当日、Iさんは「ネカフェ生活との一番の違いは、精神的な安定。数年ぶりにギターの練習ができたんもよかった」、Mさんは「国の給付金を受け取れたのも、住まいがあって助かったよ」と振り返っていました。
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