2020年4月28日 - みなさまへのお願い
新型コロナウイルス感染症の拡大により、全国に緊急事態宣言が出されました。住宅困窮者の実質的な受け皿となっていたネットカフェ等施設の休業や、日雇い、派遣仕事などの減少を受けて、すでにビッグイシュー基金の現場にも、切実な相談が寄せられています。
ビッグイシュー基金では、だれも経験したことのないこのコロナ禍に対応するため、これまでのノウハウを生かしつつ、貧困問題にかかわる個人・団体と連携をより深めて、ホームレス状態の人や、ネットカフェに泊まれなくなった人などの生活再建を応援します。
10万円の「特別定額給付金」を活用して、ビッグイシュー基金の活動や、関連プロジェクトに、寄付の形で参加しませんか?寄付がつなぐ活動の輪へ、ご参加お待ちしております。
→印刷用チラシPDF (PDF: 508KB)
ビッグイシュー基金関連プロジェクト一覧
1.「東京アンブレラ基金」
【活動内容】
一般社団法人つくろい東京ファンドの呼びかけによる、緊急宿泊支援を行うためのネットワークです。ビッグイシュー基金は住まいを失った人に、ビジネスホテルなどでの宿泊費を直接手渡す窓口団体として参加しています。現在つくろい東京ファンドでは、借り上げシェルター増室のためのキャンペーンを実施中です。ビッグイシュー基金でも3月から、つくろい東京ファンドと連携して新たな無料シェルター2室の管理・運営を始めました。
東京アンブレラ基金HP:https://umbrellafund.tokyo/
一般社団法人つくろい東京ファンドHP:https://tsukuroi.tokyo/
寄付・参加の方法(クラウドファンディング):https://congrant.com/project/tsukuroitokyo/1529
2.「住まいとくらし緊急サポートプロジェクトOSAKA」
【活動内容】
NPO法人釜ヶ崎支援機構の呼びかけにより立ち上げられた、大阪市内で困窮者の支援をする多分野19の団体・事業者によるワンストップの相談窓口です。新型コロナウイルスの影響で住まいや仕事を失った人にむけて、相談会の開催や、ホテル・ゲストハウスなどでの緊急宿泊費の提供、制度を利用した居宅移行へのサポートを、団体の枠を超えて行います。ビッグイシュー基金では協働団体として、相談の対応や緊急宿泊のサポート、広報などを担います。
相談案内ページ:https://peraichi.com/landing_pages/view/coronasoudan
寄付・参加の方法(クラウドファンディング):https://camp-fire.jp/projects/view/261315
3.有限会社ビッグイシュー日本
【活動内容】
ビッグイシュー基金の母体組織。雑誌『ビッグイシュー日本版』を発行し、ホームレス状態の人、生活に困窮した人が、その日からすぐ販売できる仕事を提供しています。ビッグイシュー基金は、この仕事で生計を立てているホームレス当事者をサポートしています。現在、外出自粛要請の中、街角で雑誌販売をする販売者を応援する「コロナ緊急3ヵ月通信販売」キャンペーンを実施中。
HP:https://www.bigissue.jp/
参加の方法:https://www.bigissue.jp/2020/04/12874/
4.認定NPO法人ビッグイシュー基金
【活動内容】
路上生活の人、住まいを失いそうな人が活用できる小冊子『路上脱出・生活SOSガイド』の作成・無料配布や、健康・住宅・法律などの各種相談の受付、一時的な居所「ステップハウス」や無料シェルターの提供。ギャンブル依存症の問題、住宅政策の問題などの政策提案事業などに、数多くの市民・ボランティアの参加・協力を得ながら、取り組んでいます。
2020年3月以降は、夜回りで出会うホームレス当事者や、事務所への相談来所者に向けて、各種支援の情報提供や、寄付で寄せられた食料品やテレホンカード、マスク・衣料品などの緊急支援物資の配布や、不動産業者・連携NPOと連携した低廉な家賃の物件確保サポートに注力しています。
HP:https://bigissue.or.jp/
寄付・参加の方法:https://bigissue.or.jp/how_to_join/donate/
※ビッグイシュー基金は認定NPO法人です。基金へのご寄付は、確定申告で寄付金控除の対象となり、最大5割弱の税の返金を受けられます。