2020年3月31日 - 活動の近況
月額利用料1万5千円の一部(1万円)を半年間積み立て、次への資金とする「ステップハウス」は10期目を迎えました。9期利用者のHさんは、自治体窓口の就労支援プログラムも利用して警備の仕事に就き、初期費用不要、低廉な家賃の市内の借家へ移りました。それでも、「今までがいかに恵まれた環境やったか、身に染みてわかるわ」と話します。
開設から4年半、ここから21人が賃貸契約を結んで新たな住居へ移行。大阪では他にも住宅確保を支援するNPOや不動産業者との連携により、期間終了後の住まいの選択肢が増えています。