2020年1月14日 - 活動の近況
ビッグイシュー基金では毎年12月に、ホームレス当事者、ボランティア、市民が参加できるクリスマスの催しを開いています。
東京では、ホームレス当事者、ボランティアが集まる「定例サロン」でクリスマス会を開催。ビッグイシュー誌の販売をする当事者4人が実行委員となり、ゲームやBGMなどを企画しました。チーム対抗“ビッグイシュー連想ゲーム”では、ヒントをもとにビッグイシュー誌の表紙に関するクイズに挑戦!当事者、ボランティア、スタッフなど49名で交流しました。
実行委員のNさんが「企画内容が年々充実して楽しかった」と語ると、Yさんも「参加者の笑顔を見れたのが嬉しい。前はサロンに出るのもドキドキしていたのに、今は司会も楽しくできるようになりました!」とご自身の変化を話してくれました。
大阪では12月22日夜、大阪市中央公会堂で「第11回大阪ホームレスクリスマスパーティ」を開催しました。前半は、ゲストの講談師、玉田玉秀斎さんによる古典講談や、「ビッグイシュー講談部」のステージを堪能。後半は、鍼灸整体体験、シルクスクリーンプリント、歩こう会ナイトウォーク、野菜の飾り切り、ダンボールハウスづくりなど、各々興味のあるブースに分かれて楽しめる「いろいろワークショップ体験会」を開きました。
会場にはホームレス当事者75人、一般参加者100人、ボランティア9人、登壇者6人、メディア9人、スタッフなど23人、合計222人が参加。食事を囲みながら、おしゃべりの絶えない一夜となりました。
大阪パーティの詳しいレポートは、下記、「ビッグイシューオンライン」にも掲載されています。ぜひご覧ください。
■ビッグイシュー販売者が200人を前に「俺たちにクリスマスは関係ない」の講談!?-第11回「大阪ホームレスクリスマスパーティ」