スポーツのもつ、小さいけれどたしかな力~体験型交流学習会を開催~

2018年11月22日 - みなさまへのお願い

2015年に始まった「ダイバーシティカップ 」にはこれまで1000人を超える人が参加してきました。参加者はホームレスやひきこもり、うつ病、移民など一見スポーツとは無縁に思われがちな多様な背景をもつ人々です。しかし、大会に向けての練習が各地で開かれ、大会で出会った参加者が合同練習をはじめるなど様々な活動が広がりつつあります。8月25日に開いた第1回目の勉強会では大会運営について学びました。今回は、参加者の皆さんと、スポーツや大会が日常にあることがどのような意味を持つのかという話をたくさん語り合いたいと思います。
スポーツをすることで劇的に人生が変わったという大きなストーリーではありませんが、そこには、スポーツが人に与えるものの可能性や本質といった、小さいけれどたしかな力があるのではないでしょうか。前半にダイバーシティサッカーの体験、後半にダイバーシティカップ参加者3名の話を聞き、その後参加者一人ひとりと話をしたいと思います。 まずはダイバーシティサッカーの“場”そのものを体感したのち、スポーツのもつ力、その真髄を一緒に紐といていきましょう。

<イベント概要>
■ 日時:2018年12月22日(土)11時~15時30分
■ 会場:フットサルステージ (前半)/E’Sカフェ (後半)
東京都多摩市落合1-47 ニューシティ多摩センタービル8F(多摩センター駅より10分)
■ 参加費:2,000円(当日、受付でお支払いください/資料代、スポーツ保険料込み)
■ 定員:30名(先着順)
■持ち物:運動のできる格好、室内シューズ(会場で有料レンタルあり)、着替え、筆記用具
■申し込み:以下の内容をメール(宛先:t.furukawa@bigissue.or.jp)にてお送りください。
(〆切:12月16日(日))
(1)お名前(2)所属(任意)※チーム名などあればお知らせください
(3)取り組んでいる活動(任意)
※参加者同士の交流もして頂けるよう、上記(1)(2)(3)は当日資料として配布予定です。
■主催:認定NPO法人ビッグイシュー基金
■共催:ダイバーシティサッカー協会
■お問合せ先:認定NPO法人ビッグイシュー基金(担当:古川)
TEL:03-6380-5088 Email:t.furukawa@bigissue.or.jp
■助成:平成30年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
■こんな人におすすめ
・サッカーやスポーツの、競技性の部分だけではない新しい可能性を見つけたい人
・スポーツに関心のある学生や社会人
・様々な当事者支援の現場にスポーツの力を取り入れたい人
・障害者サッカーなどでボランティア活動をしている人、もしくはこれからしたい人
・「あそび」を大事にする社会をつくりたい人
※スポーツ経験のない人でも安心して参加頂けるコンテンツです。

<体験型交流学習会の内容>
第1部:11時~13時(2時間):ダイバーシティサッカー体験会(見学や応援も可)
-自己紹介、アイスブレイク(身体と心をほぐしましょう)
-ウォーミングアップ
-ミックスチームに分かれてゲーム
-振り返り
休憩:13時~13時45分(着替え/昼食 )
第2部:13時45分~15時半:ダイバーシティサッカー学習会(1時間45分)
-オープニングトーク(45分)
-グループトーク(5人1グループで、テーマトーク)(50分)
-シェアリング(10分)

■第2部オープニングトークメンバー
・長谷川知広(特定非営利活動法人ビッグイシュー基金/ダイバーシティカップ担当)※モデレーター
・一之瀬徳之(オムハビユナイテッド共同代表/双極性障害当事者)
・菊地涼太(鎌学青春ボーイズ/トゥレット症候群当事者)
・花渕信(野武士ジャパンと愉快な仲間たち/ホームレス経験者)

■ 参考
・「勝利至上主義でないスポーツ」の可能性とは/サッカー(スポーツ)大会運営勉強会レポート:http://bigissue-online.jp/archives/1073010267.html
・ダイバーシティカップとは
https://bigissue.or.jp/action/diversity/