2015年2月8日 - 活動の近況
2月8日、新宿の損害保険ジャパン日本興亜 本社ビル大会議室にて「若者の住宅問題」発表シンポジウムを開催しました。
第1部では、報告書をまとめた「住宅政策提案・検討委員会」委員長の平山洋介さんから調査の詳しい報告をもとに、若者が“次の段階”へ進むことで社会が流動し、持続するサイクルが作られるためにも、仕事・福祉だけではなく、住まいからのアプローチが必要である、ということが改めて語られました。
続く第2部では「若者に多様な住まいを」と題し、各委員それぞれのフィールドに引き寄せながら、調査結果の分析が報告されました。
第3部「市民が語ろう若者の住宅問題」では会場との市民討論を行いました。友人とシェア居住中の学生の方、住宅問題の研究をされている方、社会的アパートの運営を検討している家主の方など、多様な会場参加者の方々から、委員への質疑とともに、具体的な提案や問いかけが相次ぎました。この日をきっかけとしてさらなる議論や、取り組みの広がりが予感される、熱の伴った会となりました。
当日は一般163人、スタッフ・ボランティア合わせて180人ほどの参加があり、盛会となりました。
ご参加いただいた皆様、まことに有難うございました。
今後も「若者の住宅問題」の報告書を素材に、様々な場所で議論が広がることを、切に願っております。
※「若者の住宅問題」は基金web上で、PDF配布をしております。
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