「住宅政策提案書」発表シンポジウム「市民が考える住宅政策」を開催しました

2014年5月18日 - 活動の近況

昨年末に東京で開催した「住宅政策提案書」発表シンポジウムの大阪版を開催しました。

今回、第1部に、大阪で追い出し屋問題に取り組まれてきた徳武聡子さんと、高齢ホームレス状態の人や精神障害を持つ人をクライアントとして住居のあっせんを行う、岡山の阪井土地開発株式会社代表、阪井ひとみさんのお二人をゲストスピーカーにお迎えし、「住宅困窮者のいまと、民間借家活用の可能性」と題し、お二人から現場の活動や事例の報告がありました。
第2部は「これからの住宅政策のあり方」と題し、提案書を基に、各委員からの報告・提案が行われました。
第3部「市民が語ろう!住宅問題」ではゲスト、検討委員への質疑と共に、学生の方、家主の方、住宅問題の支援に取り組まれている方など、様々な世代、バックグラウンドを持つ参加者から「わたしの住宅問題」の報告や問題提起がありました。

当日は定員を超えての一般参加113人、ボランティア・スタッフ合わせて145人参加の盛況となりました。ご参加いただきました皆様、まことにありがとうございました。また、長時間にわたり、おつかれさまでした。
会の中で皆さまにご記入頂きましたアンケート及び「私の住宅問題レポート」に関しては、今後基金の活動の中で共有させていただきます。
終了後の第4回 住宅政策提案・検討委員会では,今後の活動展開について、これまでの活動をさらに深めることを見据えた議論が交わされました。
委員会の活動に関しても、引き続きご報告をさせていただきます。

*「提案書」は基金web上で、PDF配布をしております。
また印刷物としての「提案書」も引き続き無料で郵送いたします。
①お名前 ②ご住所 ③ご希望冊数 を明記の上、
info@bigissue.or.jpまでお問い合わせください。
(送料のみご負担ください。ゆうメール着払いにてお送りいたします。)