2013年10月12日 - 活動の近況
ビッグイシュー基金では、みなさまのご協力のもと、2011年度よりホームレスの若者支援のためのネットワーク事業を立上げて、計7回の委員会と、計3回のネットワーク会議を開き、それまで分野ごとに独立して活動していた支援団体や社会資源を横断的につなげていく事業を展開してきました。
また2013年6月には、分野を超えてプログラム間の連携ができないかという思いから、「社会的困難を抱える若者の支援プログラム集」を発行し、29団体のプログラムを掲載、支援に携わるスタッフが他団体のプログラム内容を知り、現場で役立てられるよう、配布をすすめています。
「当事者が抱える問題に対し、ネットワークの力を活用してサポートしていく」。その実践について多角的に話し合える場をつくりたいと思い、研究集会を企画しました。社会的困難を抱える若者の支援に携わるみなさまに参加していただき、ともに考え、議論し、1人でも多くの当事者に居場所と出番をつくっていくための集いにしたいと思います。当時者支援に携わる現場スタッフの方の参加を心よりお待ちしております。
■日時:2013年10月12日(土)13時00分―16時00分(12時40分受付開始)
■場所:アイエスエフネットグループ サポートトレーニングセンター2F
http://www.isfnet.co.jp/company/branch/googlemap/stc_map.html
住所:港区赤坂7-1-16 最寄り駅:「青山一丁目」駅 徒歩5分
■参加対象:当事者支援に携わる方(定員50名・先着順)
■会議の内容
●第一部:
ご挨拶(13:00~13:20)
パネルトーク(13:20~14:00)
仮テーマ「ネットワークによる当事者支援のあり方について」
<登壇者>
成澤俊輔(NPO法人 Future Dream Achievement 理事)
瀬名波雅子(NPO法人 ビッグイシュー基金 プログラムコーディネーター)
ほか ※現在調整中
●第二部:
グループワーク(14:10~16:00終了)
ひきこもりやニート、社会的養護のもとに育った若者など、社会的困難を抱えた若者当事者のケースをもとに、自団体の特色やリソースを生かして、どのようにサポートしていくかについて、議論を行います。また、最後に全員で議論の内容を共有します。
(1)ケース共有→(2)グループワーク→(3)全体共有
*多様な支援団体の方が交流し支援プログラムを考えられるよう、事前にグループ分けを事務局で行わせて頂きます。(1グループ:5人制)
*1つのケースに対して2グループつくり、全体共有を通じて多様なサポート方法についての議論を深めます。
*参加希望の方に別途ケースをメールにてお送りします。
■お申し込みの方法 :下記連絡先までメールをお願いします。
宛先:tokyo@bigissue.or.jp
件名:第1回若者応援ネットワーク研究集会の申込み(HPを見て)
氏名、団体名、連絡先についてお書きください。
締切り:2013年10月12日(土)
※当日、会場での受付も行っております。
●社会的困難を抱えた若者応援ネットワーク委員会メンバー
<委員長>
宮本みち子(放送大学教授)
<委員>
井村良英(NPO法人育て上げネット 若年支援事業部 地域担当部長)
佐野章二(NPO法人ビッグイシュー基金 理事長)
塩山諒(NPO法人スマイルスタイル 代表理事)
鈴木晶子(一般社団法人インクルージョンネットよこはま 理事)
鈴木綾(NPO法人ビーンズふくしま 理事)
●今後の研究集会の予定
第2回:2013年12月(東京開催)
第3回:2014年1月(東京開催)
第4回:2014年2月(大阪開催)
●これまでの若者ホームレス支援に関する取り組み
https://bigissue.or.jp/action/younghomeless/
【問い合わせ窓口】
特定非営利活動法人ビッグイシュー基金
TEL:03-6380-5088
Email: tokyo@bigissue.or.jp