2013年5月8日 - 活動の近況
『ビッグイシュー日本版』内の基金広告ページ「希望前線」でもお知らせしておりました「住宅政策提案・検討委員会」の第1回が、5月8日、大阪中之島公会堂にて開催いたしました。 当日の参加者は住宅政策委員会委員の、神戸大学大学院教授の平山洋介さん、NPO法人もやい理事長の稲葉剛さん、NPO法人ほっとプラス代表理事の藤田孝典さん、大分大学講師・川田菜穂子さん、大阪市大特任講師・佐藤由美さんに加え、オブザーバーとしてビッグイシュー基金理事長・佐野章二、理事・水越洋子が参加しました。
第1回の委員会では、貧困問題をはじめ、これからの暮らしやすい日本にとって「住宅の問題は鍵である」ということが、改めて様々な側面から語られました。
委員会終了後は、住宅困窮状態にある人々の居住環境の実際を視察するために、ビッグイシュー販売者御用達のネットカフェや、若者の新しい居住の形としてのシェアハウス、高齢者のための西成のサポーティブハウス、簡易宿泊所などの現地視察を行いました。
委員会は3回を予定しており、その結果はみなさまにも手にとって読んでいただける「提案書」として発行いたします。次回、第2回委員会は6月30日東京で行います。改めて当ページや、「希望前線」にてご報告いたします。