社会的不利・困難を抱えた若者応援事業
ビッグイシュー基金では、2008年の世界同時不況前後より20、30代の“若者ホームレス”の方からの相談者が急増したことに危機感を抱き、「若者をホームレスにしない」ための事業に取り組んできました。
『若者ホームレス白書』『若者ホームレス白書②』
2008~2009年度にかけてホームレス状態にある若者への聞き取り調査を実施。さらに有識者や支援者による「若者ホームレス支援方策検討委員会」を組織し”若者ホームレス”が路上から脱出するための方策について検討し、調査結果とあわせて『若者ホームレス白書』(2010年12月に発行)にまとめました。
2011年にはさまざまな現場で若者を支援する専門家や市民と「若者ホームレス支援ネットワーク会議」を開催。若者ホームレスの支援と予防について議論を交わした内容を『若者ホームレス白書②』としてまとめ、2012年3月に発行しました。
『若者ホームレス白書』(2010年12月1日発行)
●若者ホームレス50人聞き取り調査の結果
●若者ホームレスの声
●若者をホームレスにしないために
―今、必要な支援方策
『若者ホームレス白書』印刷用PDF (PDF: 1,404KB)
※こちらの冊子は送付での提供はありません。
『若者ホームレス白書②』(2012年3月1日発行)
●なぜ、若者ホームレスが生まれるのか?
●住まい・仕事・居場所・つながり
―若者をホームレスにさせない
●市民とともに考える若者ホームレス問題
(市民参加のネットワーク会議から)
『若者ホームレス白書②』印刷用PDF (PDF:1,730KB)
※こちらの冊子は送付での提供はありません。
『社会的不利・困難を抱える若者応援プログラム集』(2014年3月31日発行)
『若者ホームレス白書』をまとめるなかで、ニート・ひきこもり、養護施設出身の子どもたちなど貧困や社会的孤立状態に陥りやすい若者の問題は、若者ホームレスの問題地続きであることがみえてきました。
そこで、2013年に「社会的困難を抱える若者応援ネットワーク委員会」を立ち上げ、さまざまな“生きづらさ”を抱えた若者を、分野をこえて支援するネットワークづくりに取り組みました。
『社会的不利・困難を抱える若者応援プログラム集』(2014年3月末発行)はそうしたネットワークづくりの基礎として、各支援団体の応援プログラムをまとめたものです。
●首都圏で活動する団体の、若者を対象にした支援プログラム紹介
(「学習支援」「自立準備」「住まい」「路上・不安定住居」「シェルター」「DV」「児童養護施設」「障害者就労」「就労」など)
●カテゴリー別団体紹介
(「居場所」「女性・性暴力被害者支援」「依存症・摂食障害」「外国人支援」「セクシュアル・マイノリティ」など)
●その他
(コラム・連携事例・相談先リストなど)
※2014年3月発行時点の内容ですので、プログラム内容が変更になっている場合があります。
※こちらの冊子はPDF/送付での提供はありません。
『若者政策提案書』(2015年2月15日発行)
さまざまな“生きづらさ”を抱えた若者への継続的な支援、政策のありかたについて検討・提案すべく、2014年度に、「若者政策のための検討・提案のための委員会」(宮本みち子委員長)が立ち上がりました。ビッグイシュー基金は事務局となり、さまざまな分野で若者支援に関わってきた委員が議論を重ね、具体的な若者政策を『若者政策提案書』(2015年2月発行)にまとめました。
●いま、なぜ若者政策が必要なのか
●すべての若者が安心して生きていくために
―現状と提案(〈学び〉、〈つなぐ〉、〈生活支援〉、〈出口〉)
●若者を支える法制度
●若者政策の提案
●発表シンポジウム報告
『若者政策提案書』印刷用PDF (PDF: 4,526KB)
上記資料を議論の素材としてご活用いただければ幸いです
上記資料は個人の方や、各地で課題に取り組む団体の勉強会・シンポジウムの際の配布資料としてご活用ください。
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※着払い送料(ゆうメール等)のみご負担をお願いいたします。
※ビッグイシュー基金の活動は、寄付参加、ボランティア活動など、市民のみなさまのご参加・ご協力で成り立っております。私たちと一緒に様々な人達の自立を応援してくださいませんか?