ホームレスの人たちの声

ビッグイシュー基金が応援する人々〜ストリートからの声〜

並木 卓哉さん

並木 卓哉さん

阪急梅田駅前(阪急イングス前)で『ビッグイシュー』を販売している並木卓哉さん(39)。販売を始めて1ヶ月の並木さんにお話を聞きました。


―今まではどんなお仕事をしていましたか?

主に派遣の仕事をしていました。月払いといわれて行ったのに、仕事が無いからと急に週払いになったり、遠いところに派遣されたり、とても不安定な生活でした。高校を出たてのころは、1年半自衛隊にいたんですが、そのときはとても楽しかったです。でも腰を痛めてしまって、続けられなくなってしまいました。

―ビッグイシューの仕事はいかがですか?

最初は続けられるか心配でした。でも、知らない人と接点ができるのが、この仕事の楽しいところだと思います。本当にこの仕事をしようと思ったら、まずは人の流れや客層など、周りを見回すことが大切だと思います。それから、売り上げのいい販売者さんの売り方も参考にしています。私も、もっともっとたくさん売れるようになりたいですね。

―今後のビジョンを聞かせてください。

今はそんなに先のことは考える余裕はないので、しばらくはビッグイシューの販売を続けようと思います。あせって仕事を見つけても、またこけることになると思うから。本当に自分がやりたいことを、じっくりと考えます。

―なにかしてみたいお仕事があるんですか?

友人からは、保育士になったらどう?なんて言われました。以前お世話になっていた教会で、牧師さんのお子さんを預かったことがあるんです。

―今の目標は何ですか?

とりあえず、売り上げを安定させてドヤ(簡易宿泊所)に入りたいです。それから、もっと落ち着いたらパスポートをとって韓国に行きたいですね。


派遣で働いていたときも現在も、人付き合いで悩んだことはないという並木さん。並木さんのやさしい雰囲気とくったくのない笑顔に、それも納得です。

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