認定NPO法人へ寄付するということは

2012年4月1日、NPO法が改正され、新しい公共を担う認定NPO法人への認定が簡便になり、認定されれば税制の優遇が受けられるようになりました。 私たちが払った所得税から、確定申告により寄付した額の4割弱が返金されるという制度です。

これは、公のことはすべて国が税で賄うという建前を変え、公を認定NPO法人にも担ってもらい、その分、税の一部を返金する、という仕組みです。

公共の仕事を、「税(=国家)でするのか?」「寄付(=NPO)でするのか?」を選び決めるのは、納税し寄付する市民です。市民の寄付が社会を変える時代がやってきました。

今のところ返金額には、納付所得税の25%までという上限があります。 とはいえ、公共をつくる仕事は国(=税)の独占ではないと国自身が認める、市民の時代になりました。

ビッグイシュー基金も認定NPO法人になり、2012年7月1日から寄付への税制優遇を受けられるようになりました。
みなさまからビッグイシュー基金への「ご寄付」は、税制優遇の対象となり、税額の控除が受けられます(その際は確定申告が必要です)。
詳しくは、寄付金控除についてをご覧ください。